白髪 原因 40代

長い間、白髪の原因は世界中で研究されてきました。

近年では原因がほぼ特定され、白髪の対策を具体的にアプローチする研究が本格化しています。

そこで、解明された白髪の原因と、多くの方がお悩みの部分白髪について解説します。

合わせて白髪対策に有効な生活習慣もお伝えします。

黒髪が生えるメカニズムから解明された白髪の原因

まず、黒い髪はどうやって生えてくるのでしょうか?

毛母細胞が分裂を繰り返すことで、角化し、積もっていくのが髪の毛です。

角化とは死んで固くなることです。

髪の毛自体は傷ついても痛く感じません。

それは細胞が生きていないからです。

しかし、毛母細胞は生きていますので、分裂を繰り返して髪の毛はどんどん伸びていきます。

また、毛母細胞に黒い髪になるための色素が届けられて、黒い髪が生えてきます。

これが黒い髪が生えるメカニズムです。

そして、髪は生えてくるのに、黒くない状態が白髪です。

つまり、毛母細胞に色素が届かないことが白髪の原因といえます。

先ほどの黒い髪の生えるメカニズムから白髪の生える原因が解明されました。

・色素をつくる色素細胞のメラノサイトの減少

・色素細胞のメラノサイトの中で実際に色素をつくるメラノームの減少

・色素の材料不足

・色素を毛母細胞に送るシステムの停止

この4つが白髪の原因です。

加齢やストレスは白髪の原因じゃないの?

ここで、お気づきの方もあると思いますが、白髪の原因に「加齢」も「ストレス」もありません。

多くの方が、40代になると白髪が増えたことを実感します。

そこで、年を取ると白髪になるものと思い込んでいます。

しかし、個人差が大きく60代でも黒々とした髪の方もおられますし、薄毛に悩んでも白髪になっていない方もおられます。

従って、加齢は白髪の原因と断定できません。

また、世間一般では、精神的に辛いことや、我慢を強いられると白髪になるといわれています。

ところが、黒い髪が生えるシステムから考えると、ストレスは白髪になる引き金ではあっても原因ではありません。

この他、研究者の間では、男性と女性では白髪の原因は同一ではないとされています。

これは髪の毛に関するホルモンは、女性ホルモンが多くかかわっていることがあるからです。

加えて、抜け毛と白髪の原因も似ているが、別物であると考えられています。

40代に多い部分白髪の原因と白髪になる順番も判明

中国を中心とした東洋医学(漢方)理論で、毛髪と関係している内臓の調子が悪くなると白髪になりやすいという研究者がいます。

・側頭部は肝臓の不調

・前頭部は胃の不調

・後頭部は腎臓の不調

漢方では、肝臓は血液を貯蔵し内臓全体に栄養を供給すると考えられています。

症状としては目の疲れ、貧血、イライラやウツなど精神的に不安定な状態、いわゆる更年期です。

次の胃の不調は消化器官全般を指します。

食べ物の栄養が十分に消化できず体の栄養が不足した状態です。

症状は胃もたれや、便秘、腹痛、口臭、吹き出物です。

そして、腎臓の不調は、腎臓だけでなく泌尿器や生殖器も含まれます。

症状は耳鳴りや膝や腰の疲れ、冷え、尿のトラブル、肌の老化です。

つまり、血液を貯蔵する肝臓の不調は更年期と重なり、白髪が始まるとしています。

血流の悪化が白髪の原因とする研究者は西洋医学にも

もともと漢方では栄養が豊富にあれば髪は黒く、血液が不足すれば白髪や抜け毛のトラブルを引き起こすとしています。

そして、日本人で薄毛の研究をしている西洋医学の医師も血流の悪化が毛髪トラブルの原因と考えている方もいます。

「内臓は生きるために重要なので血流を良い状態にする必要があり、頭皮に栄養や酸素を運ぶ血流は悪くなる可能性が高い。」

「毛髪は栄養素を取り込む優先順位が最後なので、血流の悪化が起きた時に最初にダメージを受ける。」

この血流と毛髪の関連についての考えは、先ほどの漢方の考えと一致します。

白髪になる順番は側頭部から始まり頭頂部経由で最後に後頭部

また、白髪が気になり始める年代は、30代から40代といわれています。

その時、頭全体が白髪になり始めるわけではありません。

白髪になる順番があるのをご存知ですか?

側頭部から始まり、頭頂部、後頭部へと白髪は生えはじめます。

残念なことに前頭部が記載されていませんが、多くの方が、こめかみのあたりから前頭部を経由して頭頂部の白髪を発見していかれると思います。

後頭部は見えないからでなく、黒い髪のままで白髪になるのが遅いからです。

この白髪の生える順番は日本人の複数の医師が著書に書いていますが、原因については触れられていません。

これらのことから、更年期の始まる40代は白髪の増え始める年齢といえます。

原因からわかった誰でもできる白髪対策の生活習慣

黒い髪が生えるメカニズムから解明された白髪の原因と、漢方や西洋医学の毛髪に対する考えから導かれる白髪対策をお伝えします。

白髪の原因の中で、色素細胞メラノサイトの減少対策は再生医療の分野からアプローチが始まっています。

そして、メラノームの減少のメカニズムがまだ解明されていないので、対策もありません。

色素材料の不足は納豆やチーズに含まれるチロシンが有効

色素を作り出す材料はアミノ酸のチロシンと酸化酵素のチロシナーゼです。

チロシンはチロシナーゼによって反応し、メラニンへと変化していきます。

チロシンを多く含む食品は、アーモンド、落花生、大豆、チーズ、魚卵、鶏肉です。

大豆は豆そのものより、高野豆腐や納豆が食べやすくおすすめです。

色素輸送システムを維持するための適度な運動や入浴も効果的

色素輸送システムを維持するためには、血流をよくする必要があります。

そのために適度な運動や入浴も効果的です。

ただし、寝る直前の運動や入浴は体を睡眠に導くメラトニンの分泌を抑制してしまいます。

できれば、午後から夕方にかけてウオーキング程度の軽い運動を行いましょう。

入浴はシャワーだけでなく湯船につかり、寝る前の30分から1時間前までに済ませておきましょう。

十分な睡眠により髪の成長に欠かせないホルモンの分泌を促す

この他、睡眠も髪の毛の成長に欠かすことはできません。

十分な質の良い睡眠によって、成長ホルモン・甲状腺ホルモン・女性ホルモンの3つが分泌されます。

成長ホルモンは体内のタンパク質の合成を促進します。

そして、甲状腺ホルモンの不足は白髪や抜け毛の増加につながります。

女性ホルモンのエストロゲンの減少は髪の成長期を長く保つことができなくなってしまいます。

質のよい睡眠のために、なるべく午前0時までに休みましょう。

まとめ

いかがでしたか。

今回は白髪の原因についてお伝えしました。

白髪は毛母細胞に色素が届かないことが原因です。

この他、40代は更年期の始まりと重なり、部分白髪の増え始めると考えられます。

白髪対策の生活習慣は、色素材料の不足を補う食品を積極的に摂ることと、色素輸送システムを維持するために血流をよくするために適度な運動と入浴することです。

そして、髪の成長に欠かせないホルモンの分泌を促すために質の良い十分な睡眠を心掛けましょう。

まあ白髪に悩んでいるなら黒椿は試してみる価値はあると思いますよ。